安全持続性能への取り組み

SAFETY AND SUSTAINABILITY

安全持続性能は、省エネ性能・耐震性能とともに、設計時にあたりまえに考えられるべき第3の性能です。

安全持続性能は、「ヨシローの家」の名で快適な暮らしや住まいづくりの実現に向けて活動する作業療法士の満元 貴治さんにより提唱されたものです。

転倒・転落事故を防ぐための手すりの設置基準、心身機能の低下を防ぐための室内温度差抑制基準など、家庭内事故を防ぐための様々な基準を包括したものです。
※安全持続性能は、株式会社HAPROTの登録商標です。

安全設計アイコン

安全設計

年間数十万人が住宅内で転倒・転落などにより救急搬送されています。転倒・転落を予防するための設計です。

持続設計アイコン

持続設計

加齢、ライフスタイル、家族構成など必ず起こる状況の変化に対応し、カスタマイズしやすい設計です。

こどもや高齢者とも住宅内での事故が多く、その中で「転倒・転落」が多数を占めています

ライフスタイルの変化に合わせてあとからリフォームで対応することも可能ですが、廊下やトイレを広げるには多額の費用がかかります。

そこで、新築時に転倒リスクを抑えた設計を取り入れることで、高齢者だけではなく、夫婦2人世帯や子育て世代にも住みやすく使いやすい家を実現します。

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「安全設計」と「持続設計」で評価する 安全持続性能

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安全持続性能は、「安全設計」と「持続設計」の2つの視点から、玄関・階段・トイレなど日々の暮らしに関わる13項目を評価します。各項目は「3つ星(最高評価)」「2つ星(推奨)」「1つ星(最低基準)」の3段階で、安全性や使いやすさの目安をわかりやすく示しています。

13項目で獲得した星の合計数により全体のランクが決まり、星の合計が11〜15個なら最高評価の3つ星、6〜10個なら推奨水準の2つ星、3〜5個は最低基準の1つ星となります。

ホーム創建の芽室町モデルハウスでは、この安全持続性能で最高評価「3つ星」を取得。ご家族が安心して暮らせる住まいづくりに取り組んでいます。

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芽室モデルハウスの評価

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安全設計項目

評価項目 内容 評価
スキップフロア スキップフロアなし(段差なし) ☆☆☆
玄関室内側 上がり框の高さ200mm以内 他 ☆☆
階段 手摺:片側(床から1000mm以下の高さでも設置)
階段の段差 踏面:220mm以上、蹴上:200mm以下
収納 評価対象外 星なし
換気システム
フィルター
評価対象外 星なし

持続設計項目

評価項目 内容 評価
土間収納 車いす「スワニーミニ」(幅540mm、全長990mm)をたたまずに収納できるスペース ☆☆☆
1階廊下 リビングまでの廊下なし ☆☆☆
トイレ 入口が引き戸であり便器と並行
トイレ開口部780㎜(有効幅)以上
幅1,365㎜、全長1,820㎜以上
☆☆☆
ユーティリティルーム 自由度が高い部屋を1階に設ける(2,730㎜×2,275㎜以上) ☆☆☆
室内干しスペース 1階に洗濯室もしくは洗濯スペース(洗面室、ユーティリティルームと併用可) ☆☆☆
洗面室 2,275㎜×2,275㎜以上(脱衣室と合算) ☆☆☆
温度 リビング、トイレ、洗面室、寝室のそれぞれに温度計の設置
冬場の最低室温18℃以上
夏の最高室温28℃未満
温度差5℃以内(浴室含む)
☆☆☆
照明 階段・廊下・玄関の2の以上に人感センサー付き照明の設置(将来的に足元灯設置可) ☆☆