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□■ 知らないと損をする!?家づくりのポイント ■


●阿部社長のメルマガ 「知らないと損をする!?家づくりのポイント」●第61号

メルマガ2013年6月

メルマガをご覧の皆様、お元気でしょうか。
十勝帯広も、やっと初夏らしいさわやかな季節となりました。


昨年の夏は7月いっぱいまで涼しい日が続き、お盆明けから猛暑になる変な夏でしたが、今年はどんな夏になるのでしょうね。


さて、先日NPO法人新木造技術研究協議会の全国研修大会が室蘭市で開催されました。


弊社からは、私と設計係の山際係長、工事管理係の磯部係長の三名で参加してきましたが、新技術の報告会で「関西の夏を涼しくする工夫」について発表がありました。


これは、十勝の猛暑にも対応できますので、今回はそのことについて書いてまいります。



最近の十勝地域では、家づくりをされるお客様からエアコンを使いたいという要望が増えました。


私はこのメルマガで、夜間の冷気を取り込み蓄冷熱する工夫と日射遮蔽、家電などの待機熱や照明の熱を排出する通風の工夫で夏も涼しく過ごせる・・・


ということを書いてきましたが、

エアコンが冷房のみならず暖房でも活用できることと、ヒートポンプの性能向上により
省エネ効果が飛躍的に高まったため、エアコンの設置も一考すべきと思っております。




そこで、弊社のような床下空間の活用できる基礎断熱工法において、エアコンの半床下設置をお勧めします。



半床下設置を文章のみで説明するのは難しいのですが、
分かりやすくするため次のように記載してみますのでじっくりとお読みください。



1番目のエアコン設置方法。


普通に床下にエアコンをつけ、リモコンで操作するというやり方です。


この場合、床下の気積が少ないため、エアコンはすぐに設定温度になってしまいスイッチがオフになります。

そして、気温がすぐに上がり始めてスイッチが入ったと思ったら再び設定温度になり又切れてしまいます。


エアコンの容量と冷やしたり温めたりする空気の量のバランスが悪く、
機器のサーモスタットが作動して、スイッチが入ったり切れたりを短時間で繰り返しているのです。


そのため、折角の基礎のコンクリートという蓄熱体に熱を貯めることが効率的に出来ないことが実験で分かりました。


又、夏には一階の湿った空気が床下の冷たい空間に移動して、夏型結露を引き起こすこともあるようです。






二番目の方法は、一階にエアコンを設置する方法です。


こちらも室内を冷やしたり温めたりする事はできますが、床下まで影響を与える事はできない為に、使用期間も短く、人体に風が直接当たるため快適とは言えない冷暖房になってしまいます。




三番目の方法として一階にエアコンを設置して、床下には小さなエアコンをつけるやり方です。

これも二台のエアコンということで、無駄に設備費をかけてしまいますのでもったいないことになります。





そういう状況の中、今回のセミナーで出た話は、半床下設置です。


四番目、半床下設置


一階の床にエアコン本体と同じ大きさの穴をあけ、エアコンの吹き出しが全量床下に向かうように設置します。

そのうえでエアコンの空気の取り入れ口(多くは本体上部から取り入れます)を一階の空気を吸い込むようにするのです。



つまり、エアコンを床に半分埋め込むような状態にするということです。

そして、床下の空気が循環しやすいように、布基礎を少なく開放的にできるよう配筋をして、
温かく湿った空気を除湿して冷やし、床下に送り込みます。



床下に送り込まれたエアコンの乾燥した冷気は、コンクリートを蓄冷熱しながら反対方向にある床のガラリから室内に上がります。


その空気が再びエアコンの方に流れていき、また除湿され床下に送り込まれる・・・という循環を作り出します。



これは夏に限らず冬の暖房でも同じように使えます。

さらには、タイマー制御を活用すると、深夜電力という安い電気を使うことが出来て、
ランニングコストも少なく出来ます。




いかがでしょうか。


弊社においては、まだこの方法でエアコンを設置した事例はありませんので、どなたか実験してみたい方がいましたらお知らせください。


理論上は、かなり有効な手法と思いますよ。



尚、二階においては冷えた空気を二階まで持ち上げるのは、あまり効率が良くありません。

私は以前、換気扇とダクトを使用して床下の冷たい空気を二階の洋室に運ぼうとしましたが、見事にうまくいきませんでした。

途中で暖かくなってしまうんですね。



暖房の場合、床下の暖かい空気を二階に上げることは難しくないのですが、冷たい空気は比重が重く、比熱も小さいため換気扇の電気エネルギーを使用して活用するほど効果がないということです。




さて、話は変わりますが、アベノミクスでいろいろと市場経済が不安定になっております。


その代表格が株価と共に長期金利の変動です。

日銀の金融緩和の直後に急落した後、急上昇をして再び下がり、その後徐々に上昇を続けています。


大手の都市銀行は、二カ月連続で住宅ローンの固定金利を上げましたが、今後も上がり続けていくような気もします。



もしも今すぐ住宅ローンを借りる予定の人は、必要事項を早めに終えて、金銭消費貸借契約を結び、固定金利を少しでも安いうちに決定させた方がいいかもしれませんよ。



又、借り換えを検討している人や、三年固定で借りていて、そろそろ切り替えの時期が来ているとしたら、長期固定金利に変更することを検討してみてはいかがでしょうか。




それでは今月はこの辺で。

折角の北海道の素晴らしい夏ですから楽しんでお過ごしください。






□■ おわりに

今回も最後までお付き合いくださいまして、有難うございました。
メルマガに関するご意見ご要望、感想、ホームページに関するご意見などございましたら下記のアドレスまでどしどしお寄せ下さい!

阿部琴美 kotomi@homesouken.co.jp までどうぞ。
ありがとうございました。

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