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□■ 知らないと損をする!?家づくりのポイント ■


●阿部社長のメルマガ 「知らないと損をする!?家づくりのポイント」●第52号

メルマガ2012年9月


皆様お元気でしょうか?今年の残暑は、厳しいですね。
毎年お盆明けから涼しい風が吹き始め、秋の気配を感じていくのですが…。
新聞報道によると、今年のお盆過ぎからの猛暑日は、百年ぶりということみたいです。
暑さに参っている人も多いと思いますが、秋も近づいているのは確かなのでもうひと踏ん張り頑張りましょう。

さて、今回は住宅政策の最新のニュースから。

今年の夏も昨年に引き続いて電力供給不足による節電依頼がありました 。
多くの家庭や企業は電気の節約に心がけましたが、節約だけでは限界があります。
そこで、日本政府としては今後の省エネ政策を重点課題として取り上げております。

特に、新築建築物はそれなりに省エネ化が進んできたので、既設の建物の省エネ化が今後の省エネルギーを推進していく上で重要なポイントとなります。

そういう背景から政府は9月1日、省エネ対応で住宅の断熱性能を高める改修工事に補助金を出す制度を2013年度に創設する方針を明らかにしました。
工事費用の最大三分の一を補助する方向です。
日本国内には既存住宅が約5千万戸ありますが、これらの省エネ化が日本のエネルギー政策を達成していく上で欠かせないと判断したからです。
したがって、予算を計上するのは経産省で、100億円を要求しております。
予想では、既存住宅の断熱性能を次世代省エネ基準並みにしていくことを求めてきそうですが、建築業者選定ではそれなりのノウハウが必要となりますので、注意が必要になるでしょうね。

又、農林水産省でも「木材利用エコポイント」を設けるための予算を計上しております。
案としては、一戸建て住宅や家具などを購入する時に、木材の使用を一定条件満たした場合、環境配慮型商品等と交換できるようなポイントの交付です。
木材の使用は、地球温暖化対策に大きく貢献することから、この政策も実現化の可能性が大きいですね。

そして、ここからは私の予測ですが、農水省と経産省が省エネ政策や環境関連の政策を住宅関連と絡めて盛り込んできたことは、国交省も黙っているわけにはいかないと思います。近々、国交省からの何らかの住宅関連予算の概算要求を出すために、家を建てやすくするための政策が出てくる可能は大きいと考えております。

さて、次に最近の残暑対策について少し書きますので実行してみてください。

9月の太陽高度は6月の夏至の最高高度から比べるとかなり低くなってきます。
その分太陽が室内に取り込まれやすくなってきています。
実は、建物の暑さ対策の一番目は、太陽光(熱)を室内に入れないこと。
太陽高度が低くなってくると、その分部屋の中に日が差し込んできます。
そこで、日が差し込んでくると、当然のことですが太陽熱も室内に入ってきます。
そこで、暑さ対策の一番目は、熱を入れないこととなりますので、庇(ひさし)による日差しのシャットアウトが最も大切になってくるわけです。

次に重要なのは、通風です。
「窓を開けて室内の熱を外に出す」、これも大切な暑さ対策です。
実は、十勝の住宅はすでに高断熱高気密住宅が一般的になっていますので、屋外から壁を通って室内に熱が入ってくるのはそれほど多くありません。
外壁に直射日光が当たり、表面温度が40度を超えても、通気層という空気の層があるため、表面温度が上がっても上昇気流が発生して軒裏から屋外に熱が逃げるようになっています。
しかし、室内に取り込まれた熱は、断熱性能がよい分、逃げていきません。
又、私たちが家の中で生活すると、いろんな熱が発生しますので、太陽熱と共に室内に熱がどんどん貯まっていきます。
それで何も工夫をしないでいると、高断熱高気密住宅は特に、屋外が33度で室内が40度などということもあり得るわけです。
最近では、エアコンも十勝で普及してきて、取付けする住宅が増えておりますが、暑さ対策を何もしないで使用するのと、それなりの暑さ対策をしてエアコンを使うのとでは、電気代もずいぶん違ってきます。
ありがたいことに十勝の1日の基本の変化は大きく、夜間は気温がかなり下がります。

そこで、通風を利用して夜間の屋外の低温を室内に取り込み夜間に室温を下げておくようにしましょう。防犯上問題の無い二階の窓を開けて、個室のドアもできる限り解放して寝ます。
全ての部屋の窓を開けて寝ると、寒くなりすぎる場合もありますので、どの窓を開けておくと一番中の空気の入れ替えができるかをいろいろと試してみましょう。

そうすることで、天井付近の熱だまりを無くし、日中は、北側の防犯上問題の無い窓を少し開けっ放しにしておくと、陽が入って家の中の温度が上昇しても、外気温の方が低ければ内外で空気が入れ替わりますし、外気温の方が高ければ、空気は無風状態であれば内外空気はそれほど移動しません。
そうすることで、日中でも室温は外気温よりは低く保つことが出来ます。是非お試し下さい。



□■ おわりに

今回も最後までお付き合いくださいまして、有難うございました。
メルマガに関するご意見ご要望、感想、ホームページに関するご意見などございましたら下記のアドレスまでどしどしお寄せ下さい!

五十嵐豊 igarashi@homesouken.co.jp までどうぞ。
ありがとうございました。

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