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□■ 知らないと損をする!?家づくりのポイント ■


●阿部社長のメルマガ 「知らないと損をする!?家づくりのポイント」●第44号

いよいよ12月、師走ですね。

本当に寒くなってきました。

「寒いのは、外だけではなく財布です。」と社員さんから聞こえてきそうなので、寒さの話題はすぐやめます。

さて、4回前から始まった超高断熱住宅、NPO法人「新木造住宅技術研究協議会」が研究中のQ1.0X(キューワンエックス)住宅に関するメルマガでしたが、今回はこの住宅で使う設備機器について話題提供いたします。

まず、最初に現状の問題から・・・。

当社においてもそうですが、現在の住宅設備はオール電化が主流となりました。

衛生的で安全性に優れている点が支持されています。

又、機器の寿命も長いのが特徴です。

一方、3.11大震災と福島原発事故により原子力発電所の稼働停止などで、電気に関する考え方が変わってきました。

特に、電力会社の人たちの危機意識はかつてないほどです。

例えば、オール電化暖房の代名詞ともいえる「蓄熱暖房機」とオール電化住宅の電気給湯器は、夜間の余った電力を何とか売りたいというために電気料金を大幅に値下げして売り出した機器ですが、みんながオール電化住宅を造ってきたために、数年前から夜間の余剰電力がなくなりました。

そして、泊原発3号機の稼働を今か今かと待っていたのですが、原発問題の急浮上と運転休止により大変困っているのが現状です。

今、北海道電力の人に「蓄熱暖房機を使います」と言ったら、渋い顔をします。

これは本当です。

又、台所の煮炊きも、みんなが同じ時間帯に強力な電力を消耗するIHクッキングヒーターを使用しますので、朝と夕方に電力消費のピークが来ます。

電力会社としては、24時間平均的に電力消費があるのが一番望ましいのですが、そういう状況ではなくなってきていて、ピーク時の電力不足が心配されている状況です。

そういう現状ですが、電気機器は使用する側からすると便利なものであり、手放せませんし、口コミでどんどん広がります。

私も、ガス機器を使用していますが、IHクッキングヒーターには正直心が揺れますし、お客様に駄目ですよとはとても言えません。

しかし、Q1.0X住宅は、そこを超えて、機器について次のように解説しております。

これは、あくまでもCO2排出量とエネルギー消費のコスト面からの視点ですが、結論を言います。

理想は、太陽光発電と太陽熱給湯(冬期間は補助給湯)にエコジョーズによる暖房と給湯です。

台所の料理機器はガス。(私は、台所のみIHクッキングヒーターでもいいのではと思っていますが)

そこで新住協のQ1.0Xマニュアルから、仕様の違いによるCO2の排出量を次のようにお知らせいたします。

※建物の性能=次世代省エネ基準(壁グラスウール100mm・天井ブローイング300mm・基礎断熱外100mm・土間下25mm・窓ペアLow−eガラスの樹脂サッシ・第三種換気システム)の断熱住宅。

(1) 灯油暖房+灯油給湯+従来の家電+ガス調理器の場合は、63.4KgのCO2が1時間に床面積1平方メートル当たり排出されます。

40坪の住宅で8.38トンの二酸化炭素の排出量ですね。

(2) エコジョーズ(ガス)暖房+太陽熱給湯とエコジョーズ(ガス)給湯の併用+省エネ家電+ガス調理器の場合で、41.1KgのCO2が1時間に床面積1平方メートル当たり排出されます。
40坪の住宅で5.43トンの二酸化炭素の排出量、(1)に比較して35.1%の削減となります。

(3) エコキュート暖房+太陽熱給湯と電気温水器の併用+省エネ家電+電気調理器の場合で、53.8KgのCO2が1時間に床面積1平方メートル当たり排出されます。

40坪の住宅で7.11トンの二酸化炭素の排出量で(1)に比較して15.1%の削減ですが、(2)に比較すると130.9%増えてしまいます。

※建物の性能=Q1.0X(壁グラスウール200mm・天井ブローイング400mm・基礎断熱外100mm、内100mm・土間下100mm・窓トリプルLow−eガラスの樹脂サッシ・断熱カーテン・高効率ダクト型熱交換換気)

(4) エコジョーズ(ガス)暖房+太陽熱給湯併用のガス給湯+省エネ家電+ガス調理器の場合で、25.7KgのCO2が1時間に床面積1平方メートル当たり排出されます。

40坪の住宅で3.4トンの二酸化炭素の排出量で、(1)に比較すると59.4%の削減となります。

(5) エコキュート暖房+太陽熱給湯と電気温水器の併用+省エネ家電+電気調理器の場合で31.2KgのCO2が一時間に床面積1平方メートル当たり排出されます。

40坪の住宅で4.12トンの二酸化単と排出量ですから、(1)に比較して50.7%の削減です。

ちなみに、従来家電のCO2排出量は20.7Kgで、(1)の場合暖房、給湯、調理の排出量は42.7Kgでした。

一方Q1.0X仕様では省エネ家電のCO2排出量を16.6Kgで計算しておりますので、9.1Kgしか暖房と給湯と調理で排出されないということになります。

実に建物と省エネ機器類の差により、80%弱のCO2排出量を削減できるということになります。

子孫に美しい地球、快適な環境を残していきたいと考えたなら、Q1.0X住宅はとても魅力的な住宅ではないでしょうか。



□■ おわりに

今回も最後までお付き合いくださいまして、有難うございました。
メルマガに関するご意見ご要望、感想、ホームページに関するご意見などございましたら下記のアドレスまでどしどしお寄せ下さい!

五十嵐豊 igarashi@homesouken.co.jp までどうぞ。
ありがとうございました。

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