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□■ 知らないと損をする!?家づくりのポイント ■


●阿部社長のメルマガ 「知らないと損をする!?家づくりのポイント」●第43号

いよいよ11月となり、今年も残すところあと2ヶ月です。
例年よりも暖かい日が続いてきましたが、やはり朝晩は暖房が必要となっております。
今のところ間欠暖房で済みますが、中旬から月末になると連続暖房になりそうです。

北海道電力が心配しているのは冬期間の電力不足のようですが、このまま暖冬になってくれることを願っていることでしょう。

もちろん私たちも家計負担を考えると暖冬は大歓迎ですが、冬の寒さのおかげで潤う業界も多くありますから、消費と収入による経済の循環を考えると寒さや雪も大切です。

いずれにしても、四季をはっきりと感じられる十勝に住んでいる私たちは、冬を楽しむような暮らしをしたいですね。

さて、先月のメルマガは、基礎断熱と床断熱について解説してきました。

当社が基礎断熱を選択している理由はお分かりいただけましたでしょうか。

ちなみに基礎断熱の場合、体感温度が上がるのは、床下を暖房した場合のメリットです。
十勝のように寒いところでは、床下を暖房しなければ、逆の弊害も出てきますので注意が必要です。

床下を暖房することで床表面温度が上がり、体感温度も上がるということをお忘れなく。

話を元に戻して、前々回からお伝えしている新住協の新プロジェクト『Q1.0X(キューワンエックス)』について今回もお伝えして参りますが、
コストパフォーマンスの高い優先順位で、CO2排出量の少ない住宅をどのように考えていくかを部位別の組み合わせで提案させていただきます。

一番目は、外壁の210ミリ断熱。

二番目は、窓の断熱カーテン。

三番目は基礎断熱の断熱材の厚みを布基礎外側100ミリ、布基礎内側を100ミリ、土間コンクリートの下全面に50ミリを提案します。

実は、布基礎の両側を100ミリの断熱材で施工すると、型枠を使用しなくてもコンクリートの打設ができます。

型枠損料という基礎で一番コストの高い作業が必要なくなりますので、断熱材の材料費が高くなっても、基礎工事全体のコストは変わらないと思います。

基礎工事もリフォームで断熱工事をしなおすことができない部位なので、最初からしておくといいと思います。

コンクリート全体を断熱材でくるむという考え方で施工することで、かなりの省エネが期待できます。

続いて四番目の提案ですが、窓ガラスを従来のLow-eペアガラスから最低でもアルゴンガス入り、できればトリプルガラスのアルゴンガス入りLow-eへ変更する方法です。

そして、十勝の日射条件を考えるとたくさんの太陽熱エネルギーを取り込みたいので、高透過型のガラスが望ましいと思います。

最近はプライバシーを考慮して、熱反射ガラス(室内を見えにくくする効果がある)が多く使われておりますが、本来は本州向けに開発された太陽熱をさえぎるガラスですから、十勝のように、太陽の恵みをたくさん取り入れたいところにはあまりお勧めしません。

室内から外が良く見えると、外にいる人も家の中が良く見えているように感じますが、自分で散歩していると実感するように、どんなガラスでも家の中は見えにくいものです。

というよりも、外を歩いていて他人の家の中を見たくなるような気はしないものです。

気になるのであれば、レースのカーテンをソファーで昼寝を楽しむ時だけするようにすればいいように思います。

次は五番目の提案ですが、実は一番省エネになる方法です。

それは、熱交換換気システムの設置となります。

高効率ダクト型の熱交換換気システムの導入は、一番熱損失の大きい換気の問題を簡単に解決してくれます。

ドイツ製では、熱交換率が90%というものまでありますから、省エネ性は抜群です。

熱交換率90%というとどのぐらいの性能かというと、簡単に書きますと次の式で計算されます。

室温プラス20℃、外気温マイナス20℃で温度差が40℃あるとした場合、

40℃×90%=36℃の熱を回収できるということです。

つまり、換気により部屋から逃げていく室内の20℃の空気が、外から入ってくるマイナス20℃の空気と熱を交換して、部屋に入る時にはマイナス20℃+プラス36℃=プラス16℃として入ってくるということです。

マイナス20℃の外気が直接室内に入ってくるのと、プラス16℃の外気が入ってくるのとを比較するとそのすごさがわかりますよね。

このぐらい高効率ダクト型熱交換換気システムは省エネ性で効果が高いものがあります。
但し、欠点もあります。

それは、価格が高いということ。

40坪ぐらいの住宅に設置した場合、70万円ぐらいの費用がかかります。

又、ダクト内の汚染の問題もありますので、省エネ以外にも給排気口のフィルターのメンテナンスのしやすさなどが機器選定のポイントになります。

そして、6番目に天井の断熱厚は標準で300ミリが多いと思いますが、400ミリや500ミリにすることです。

外壁210ミリ、断熱窓ガラスと断熱カーテン、基礎断熱を200ミリ、土間下断熱を20ミリ、換気は高効率ダクト型熱交換換気、天井や屋根の断熱厚を400ミリから500ミリへ。

これが、Q1.0X住宅の躯体となりますがいかがでしょうか。

費用は全てを行うと200万円ぐらいのアップになると思います。

坪単価で5万円。

地場の工務店であれば大手ハウスメーカーと同じ価格で、Q1.0X住宅の建物本体が手に入るということですから、ぜひとも建築していただきたいと思います。

当社では、昨年にこのような住宅を一棟建築しておりまして、今年の冬を越すと12ヶ月の実質の省エネ性がデータとして提供できます。

機会があれば、それもホームページで公開していく予定です。

それでは今月はこの辺で。

次回はQ1.0X住宅の設備機器について書いてまいります。楽しみにお待ちくださいね。




□■ おわりに

今回も最後までお付き合いくださいまして、有難うございました。
メルマガに関するご意見ご要望、感想、ホームページに関するご意見などございましたら下記のアドレスまでどしどしお寄せ下さい!

五十嵐豊 igarashi@homesouken.co.jp までどうぞ。
ありがとうございました。

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