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□■ 知らないと損をする?家づくりのポイント Vol.20 2005.09.27 ■□
■□■ ■

みなさん、こんばんは。
今回初めての配信となるみなさん、初めまして。
ホーム創建メルマガ担当の仲屋慶祐です。

早いもので、もう9月も今週で終わりですね。
十勝でラリーが開催されたり、各地でお祭りが行われたり、いよいよ紅葉がき
れいな季節になったりと、にぎやかな秋もいよいよ本番です。
みなさんいかがお過ごしですか。

今回のコラムは、住宅の建築にあたり建て主さんが注意すべきチェックポイン
ト、そのなかから小屋組についてのポイントです。


□■ 阿部社長の住宅コラム Vol.20

さて、二階の柱も立ち上がり横架材(梁)も掛かりました。

今度はその横架材の上に短い柱を建てていきます。その柱は小屋束と呼ばれ、
一本一本屋根の勾配に合わせて長さが違います。

そしてその柱の上に屋根のタルキという木材を受ける母屋(モヤ)と呼ばれる横
架材が掛かります。

そして最後に一番高いところの棟木と呼ばれる木材が掛かり、この段階で屋根
の形もおおよそ見えてきて「家ができてきたね」という感想をもたれる方も多
いことでしょう。

以前はこの棟木を掛ける日を上棟日と言って吉日に行い、神主さんに御祓いを
してもらいました。

それが建前(タテマエ)とか上棟式と呼ばれる祭事のことです。

この上棟日には、隣近所や親戚の方が集まり、皆で柱立てを手伝い御祓いの後
にお祝いをしました。

餅撒きもこの上棟祭で行います。

最近こういう祭事を行わなくなったのは、工事中のお手伝いの方々の災害の問
題と費用が結構かかるためだと思います。

当社でもお客様には上棟式はお奨めしておりませんが、私個人は懐かしく感じ
てやってみたいとも思います。

□■ 小屋組工事

さて、屋根の形ができてきたらここで大事な構造のチェックです。

最近十勝でも雪の量が増えていて、設計上の梁の太さを考えるとき屋根の上に
載る雪の量を(積雪荷重)一番厳しい条件の地域は1.5mで計算しなければな
りません。

ほんの数年前までは1.0mだったのですが一挙に50センチも増えてしまいま
した。

この積雪荷重は条例で決められていて、私たちも構造を考えるときに最も注意
する部分です。

皆さんはこの構造に関しては図面と見比べても良く解らないと思いますが、ポ
イントは屋根の重さを受ける横架材(棟木、母屋)とそれを受ける柱(小屋束)
がその柱を受ける小屋梁にバランスよく載っていて、その小屋梁を受けている
二階の柱が一階と二階の間の梁に載っていて、さらにその梁を受ける一階の柱
が基礎にしっかりと載っているかどうかということ。

それも、バランスよく載っていて一箇所に集中して屋根の重量が掛からないの
がベストです。

間取りの関係でどうしても一つの柱に荷重を受けてしまう場合がありますが、
そういう場合はその柱も太くしたほうがよいでしょう。

つまり簡単に言うと、一番高い位置(屋根)の重量がきちんと基礎に伝わるよ
うに柱や梁が掛かっているかどうかを見ていきます。

指を指しながら上から下に梁や柱を追ってくると解りやすいと思います。

又、理想的には2×4工法のように二階の間仕切りが一階の間仕切りの上に載
り一階の間仕切りが基礎の上に載っているのがバランスよく力を受けていく頑
丈なつくりともいえます。

しかし、いろんな現場を見てみると、例えば2×4工法なのにまったく上下階
の間仕切りの位置が違っていたり、沢山の梁を受けている柱なのに普通の太さ
で作られていたりしている現場があります。

ひどい場合は積雪荷重を無視しているとしか思えないような梁の太さの現場も
見かけます。

木材の値段は細いほうが当然安いので、安く受注をして利益を出すためにそう
いう構造にしているのかもしれません。

建築確認申請といって行政に建築物の法律的なチェックを受けるのですが、梁
の太さや柱の太さ、構造のバランスなどはチェックしてくれません。

こういうことを平気で行う建築会社に大事な住宅建築を依頼したら大変です。

100万円安いからと頼んでも、結局は数十年間も大雪や地震におびえながら
暮らさなくてはならなくなります。

特に屋根に雪が積もってドアが開きにくくなったり、襖が開かなくなった場合
は梁の太さが積雪荷重に負けている場合が多いのです。

構造は最も大事な部分ですから是非皆さんもこのメルマガを参考にして下さい

□■ プランと建築会社

ところで、間取りを打ち合わせているときに、お客様のいうとおりにラフプラ
ン図を書いてくる営業マンがいます。
又、その営業マンの言うとおりにプラン図面を仕上げている設計士もいます。

これをどう思われますか?
「自分たちの言うとおりに書いてくれて良い営業マンだ。良い設計士だ。」と
思っていませんか?

むしろ、「お客様、お気持ちはわかりますが、この間取りでは構造上問題があ
ります。ここに柱を立てさせてください。」

あるいは、「その間取りでは地震に対して非常に弱くなります。ここに間仕切
壁を作らせて下さい。」と言ってくれる営業マンや設計士が信頼できるのでは
ないでしょうか?

なんでも言いなりの人を選ぶか、正直に問題を指摘してくれる人を選ぶかは皆
さんの考え方一つですね。

さて、今回は木構造でしたが、文章だけで説明するのはやっぱり難しく、皆さ
んも解かりにくかったと思います。

次回は、建て込みの途中で行う気密化工事と窓の取り付けに関する注意などに
ついて解説していきます。

十勝の住宅で断熱、気密化工事は構造の次に重要な部分です。お楽しみに。

□■ 今回のポイント

小屋組工事では、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。

1.横架材と柱がバランスよく小屋梁に乗っているかチェック
2.屋根の重量が基礎にきちんと伝わるようになっているかチェック
3.十勝では積雪荷重が1.5mで計算されているかチェック

以上の点が今回のポイントでした。


□■ おわりに

ホーム創建のメールマガジン、いかがでしたか?

おかげさまでこのメルマガも今号で20号になりました。
いつもご愛読いただき、本当にありがとうございます。

次回は10月に、いまお読みのメールアドレスにお送りします。
みなさんからのご意見・ご感想、どうぞお気軽にお送り下さい。
もちろん住宅に関する一般的な質問なども大歓迎です。

秋も深まり、山の方からは初雪の便りも聞こえてきました。
もう季節はすっかり秋、長い冬の入り口もなんとなく見えてきました。
季節の変わり目、どうか風邪などひかないようにご注意ください。

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四葉のハートは幸せ家庭を創ります。
株式会社 ホーム創建
帯広市西5条南31丁目1番地50
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