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□■ 知らないと損をする?家づくりのポイント Vol.19 2005.09.05 ■□
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みなさん、こんばんは。
今回初めての配信となるみなさん、初めまして。
ホーム創建メルマガ担当の仲屋慶祐です。

いよいよ9月。
気がつくと夕方はかなり早く暗くなるようになってきました。
今年ももう秋です。
スーパーに行くと、おいしそうな海の幸や果物たちが並んでいて、ああ秋なんだなーなんて妙に実感してしまいます。
みなさんいかがお過ごしですか。

さて今回のコラムは、住宅の建築にあたり建て主さんが注意すべきチェックポイント、そのなかから木工事・床作り工事についてのポイントです。


□■ 阿部社長の住宅コラム Vol.19

さて、前回のメルマガから木工事について説明をしています。

工程の一番目は土台敷きについてでしたが2番目の今回は、床を支える太い横架材(大引・床梁)と細い横架材(根太・小根太)に合板を貼り付けていく床作り作業です。

前回も書きましたが、日本(本州)は雨国のために屋根から先に作られる工法が発達してきました。

その住宅造りが北海道に持ち込まれて、つい最近までは本州みたいに梅雨の無い北海道でも屋根を先に造るのが普通でした。

しかし、十勝では昭和52年ごろ日本でもいち早く北米から2×4工法を導入した先進的な工務店さんが現れ、床を先に作っていく工法が広がっていきました。

そこで一番気になるのが天気です。

床にグラスウールと呼ばれる断熱材を入れてから床の合板を貼るために、雨が降ると濡れてしまうのです。

今でこそ2×4工法は十勝の住宅建築において半分弱を占めるようになりましたが、最初のころはこの問題でずいぶん悩んだものと思われますし、普及に時間がかかった一つの原因と考えられると思います。

しかし一方で、工事の足元がしっかりと出来上がる安全性のみではなく、床の剛性が構造用合板によりしっかりと保たれ、地震などの横揺れに対して非常に強い床組みが出来たのです。

又、それとともに在来工法の最大の寒冷地における弱点だった、床下の冷気が壁の中を煙突現象のように天井裏に抜けて、家中を寒くしていた欠点を解消してくれました。

つまりそれまでの在来工法ではできなかった床周りの気密化が容易にかなえられ、隙間風だらけの住宅から開放されるようになったのです。

□■ 床工事

さて、床工事のチェックポイントは、床の構造材と先に敷いていた土台の緊結がしっかりと出来ているかどうかと、床にいれたグラスウールが隙間無く入っているかどうかと、グラスウールの受け材として透湿防風シートが使われているかどうかということです。
注)基礎断熱は床に断熱材が入らないのでこういう心配はありません。

床の合板は決められた釘の種類を使い、その釘を狭い間隔で打ち込んで止めることで、地震などの大きな力に対抗しますから、釘うちの間隔も合板の外周辺部で15センチ、中央部で20センチ以下と決められております。

防湿の問題では、床下の断熱材に湿気が行かないようにするために、特に寒冷地において床にも防湿シートを使わなければなりませんが、床周りの合成を保つための接着剤の使用が出来なくなるために、一般の木材よりも湿気を通しにくい構造用合板を使うことで省略しているケースがほとんどと思われます。

つづいて3番目の工程として柱を建てていきます。
木工事の場合、木材の乾燥具合は後々の建物の狂いの発生に大きく関係してきます。

当社でも創業間もないころ建てた家で人口乾燥が不十分と思われる二階の床鳴りが発生し、一階の天井を全てはずして梁や小根太を点検したことがありますが、梁で10ミリ、小根太でも3から5ミリの痩せを確認しました。

当時は、木材の含水率をチェックする機械でしっかりとチェックし、18%以下の乾燥状態で建てていたのですが、完成して暮らし始めると含水率は6%から8%まで下がっていたのです。

これは、無垢材を使用する際に最も注意しなければならないところです。

工場で一生懸命乾燥しても、自然界の湿度条件や工事中の雨がかりにより工事中の木材は15%位の含水率が低限になります。

ただし、柱のように建てて使われる木材は縮みにくく、横架材が縮みやすいので横架材を集成材にして対応していくこともひとつの方法であると思いますし、そういう現場も多く見られるようになりました。

又、柱工事でもうひとつ重要なチェックポイントは、図面の柱の位置と実際の現場の柱の位置があっているかどうかと、基礎のときに入れておいたホールダウン金物が、柱にしっかりと緊結されているかどうかもチェックしましょう。

4番目の工程の二階の床工事も一階の床工事と同じ要領でチェックしてください。二階の柱建て工事も同じです。

次回はいよいよ小屋組みに入りますが、小屋組みは専門的過ぎるので出来るだけわかりやすく書いていこうと思っています。

ところで、このメルマガをご覧になった皆さんの中で近々家を建てようと考えている方、すでに業者さんと相談されている方は、このメルマガをプリントして実際の工事現場を訪ねてみてください。

良心的な業者さんは絶対に嫌がりません。
嫌がる業者は家作りの選択肢からはずす業者としておけば、むしろ業者選びで失敗しないはずです。

私の知っている優良な工務店さんは、現場見学大歓迎の業者さんばかりです。

中小零細の地場工務店は、営業活動より現場が一番大事だと思っていますから、喜んで現場見学させてくれる業者さんを選択してください。

そして、じっくりと基礎から小屋組みまでこのメルマガや市販されている現場管理のノウハウ本を参考にして見学してみて下さい。

わからないところはしっかりと説明を求めましょう。

このメルマガと違うこともあると思いますが、各社各様で過去にいろいろと試してきた結果、その業者さんにとって一番良いやり方であると思っての施工方法ですから、説明にきちんと答えてくれてお客様が納得できれば問題ありません。

それでは今回はこの辺で失礼します。

□■ 今回のポイント

土台工事に続く木工事である床工事では、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。

1.床の構造材と土台の緊結がきちんと行われているかチェック
2.床にいれたグラスウールが隙間無く入っているかチェック
3.グラスウールの受け材として透湿防風シートが使われているかどうかチェック
4.図面の柱の位置と実際の現場の柱の位置があっているかどうかチェック
5.ホールダウン金物が、柱にしっかりと緊結されているかどうかチェック

以上の点が今回のポイントでした。


□■ 現場見学会のお知らせ

ホーム創建では今週末の10日土曜日と11日日曜日、現場見学会を開催します。

今回は帯広市西16南6、ランチョ・エルパソさんの近くです。
吹き上げ天井の広々リビングが楽しい、広い平屋住宅です。

当日は家造りの疑問質問、上手な資金計画のご相談等も承ります。
現場公開でしか見られない資料の展示などもあります。

「土曜日の仕事帰りに見たい」というご要望にお応えして、土曜日は午前10時から午後8時まで、日曜日は夜5時まで公開していますので、土曜日の仕事帰り、または日曜日の衆議院議員選挙の帰りに、ぜひご家族おそろいでお越し下さい。

公開日時:
9月10日(土)午前10時〜午後8時
9月11日(日)午前10時〜午後5時
公開場所: 帯広市西16条南6丁目

以下のページで外観や間取り、地図を御案内しています。
http://www.homesouken.co.jp/kengaku/00030/20050910.html

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


□■ おわりに

ホーム創建のメールマガジン、いかがでしたか?

次回は今月下旬に、いまお読みのメールアドレスにお送りします。
みなさんからのご意見・ご感想、どうぞお気軽にお送り下さい。
もちろん住宅に関する一般的な質問なども大歓迎です。

9月に入り、いきなり涼しくなりました。
もう季節は秋です。
季節の変わり目、どうか風邪などひかないようにご注意ください。

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四葉のハートは幸せ家庭を創ります。
株式会社 ホーム創建
帯広市西5条南31丁目1番地50
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