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□■ 知らないと損をする?家づくりのポイント Vol.18 2005.08.21 ■□
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みなさん、こんばんは。
今回初めての配信となるみなさん、初めまして。
ホーム創建メルマガ担当の仲屋慶祐です。

お盆もすぎて勝毎の花火も終わり、なんとなく秋の気配が感じられるようになってきました。
暑い夏にも終わりが見えてきて、うれしいような、ちょっと寂しいような気もする今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

さて今回のコラムは、住宅の建築にあたり建て主さんが注意すべきチェックポイント、そのなかから木工事の土台工事についてのポイントです。


□■ 阿部社長の住宅コラム Vol.18

前回のメルマガは基礎工事についてでしたが今回からは、木工事について説明していきます。

詳しく説明していくと単語が専門用語になり漢字も読めない場合があると思われますのでここでは、垂直に立つ構造用木材を柱とし、水平に使われる構造用木材を横架材、構造材以外の木材を下地材として呼んでいきます。


□■ 木工事の順序

さて、木工事は一般的に次のような工程で進んでいきます。

1)土台工事
基礎の上に腐らない木材(土台)を横に並べていく土台敷き作業と、その土台が正確に並べられるようにするための墨だし作業

2)床作り工事
床を支える太い横架材(大引・床梁)と細い横架材(根太・子根太)に合板を貼り付けて床を作る床作り作業

3)柱工事
柱を建てる作業

4)二階工事
二階の床を作るための横架材(梁や胴差)を掛ける作業と二階の床作り作業

5)小屋梁工事
二階の柱を建てて屋根を支えるための横架材(小屋梁)を掛ける作業

6)屋根を作る工事
屋根を作るために違った長さの柱を建て(小屋束)それに横架材(母屋)を掛けてその横架材に屋根の板や合板を支えるための下地材として屋根タルキが掛けられる屋根を作る作業。

日本の建築は、その気候風土(雨が多い)の関係から最初に屋根を掛ける工法(在来木造)でしたが、ここ十勝地域では、2×4工法の普及が早く、今では在来工法も作業の安全性を考慮し下から順番に作られているのが多いようです。

安全面と気密化の作業のしやすさを考えると床から先に作っていくのがベストといえますが、よい面ばかりではありません。

なぜなら、屋根が最後に作られるために、工事中に雨が降ると床に入れた断熱材が雨にぬれてしまう可能性があるからです。

そこで、床に妨雨用のビニールシートを貼り付けたりして防ごうとしておりますが、なかなか完全なものとはなっておりません。

構造材や、下地材などの木材は多少の雨にぬれても特別な問題は発生しませんが、繊維系の断熱材は一度濡れると完全に復元するのは難しいといわれております。

この辺は注意が必要ですね。

さて、先ほど工程順に1番から6番まで書きましたが、これはあくまでも建て込みの順番です。

この工事で外観がわかり、部屋の広さも判断できるようになりますが、この後から造作工事と言って、内部や外部の仕上げ工事を行っていきます。

□■ 土台敷き工事のチェック

それでは、それぞれの工程での注意点を紹介します。

まず1番目の土台工事では、基礎と土台を緊結するアンカーボルトの間隔が1200ミリ以下になっているかどうかを見てください。

特に外周部は構造耐力壁といって、地震に対して重要な壁が多く、間仕切りよりも多くアンカーボルトが入っているほうが基礎と一体になって地震に対抗してくれます。

また、最低でも建物の四隅にはホールダウン金物といわれる、アンカーボルトより一回り太くて長い金物が付いているかどうかも確認しましょう。

この金物は、基礎と土台ではなく基礎と柱を直接緊結する金物で、阪神大震災の後に使用が義務付けられた金物です。

又、基本中の基本ですが、土台が基礎の上にしっかりと載っているかどうかもしっかりと確認が必要です。

基礎の上からずれて土台を引いている建築現場も意外と多いと聞きます。

土台の種類は一般的に米つがと呼ばれる木材に防腐剤を加圧注入したものが多く使われていますが、基礎断熱工法などで床下の空気と室内の空気が行き来するような場合は、防腐剤そのものが人体に対して有害なので注意が必要です。

防腐土台を使用しない場合は、ヒノキやヒバなどの腐りにくい木材を使用しなければなりません。

又、基礎断熱の場合は床下の気密が命取りになりますので、気密パッキン材をしっかりと確実に土台下に敷いておくことも忘れてはならない重要なことです。

一番目の土台敷き工程での注意点は以上ですが、基礎の天端が水平になっていても、土台を敷いた後で再度水平に誤差がないかどうかも確認しておくとベターですね。

もっとも自分では確認できませんから、現場監督さんに「誤差はどのぐらいでしたか?」と聞いておくといいでしょう。

そうすることで現場監督は「このお客さんは出来る!」と思ってくれますから、それだけでもそれ以降の工事を細心の注意を払って施工してくれるはずです。

さて、先日宮城県で大きな地震がありました。

現在までのところ幸運にも死者は出ていないようですが、今の日本はどこでどのような大きな地震が来るのかわかりません。

これから建築される読者の皆さんも、しっかりと木構造の知識を持っていることが命を守る家作りには欠かせません。

皆様方がこのメルマガを参考にしていただけたらありがたいとおもいます。

次回は、2番目以降の説明をしていきますので、楽しみにお待ちください。

□■ 今回のポイント

・基礎工事の次に行われる木工事、その最初の土台工事では、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。

1.基礎と土台をつなぐアンカーボルトが1200ミリ以下の間隔で施工されているかチェック
2.家の四隅のホールダウン金物をチェック。間取りによってはもっと多く入れる必要がありますので、自分で図面を確認しさらに現場監督さんにも確認してください。
3.コンクリート基礎の上に、木の土台がきっちり乗っているかチェック
4.土台の木材が、防腐処理されているか、あるいは腐りにくい木材になっているかチェック

以上の点が今回のポイントでした。

 


□■ 「ホッとやすらぎ」とホームページリニューアルについてのお知らせ

もう気づきましたか?
実は7月の終わりにホームページをリニューアルしました。
いろいろと変わった点はあるのですが、特に大きなものはふたつ。

ひとつは新しいオール電化住宅「ホッとやすらぎ」の受注開始と、私こと仲屋がお送りする「ホーム創建社員日記」です。

詳しくはホーム創建ホームページをご覧ください。
http://www.homesouken.co.jp


□■ おわりに

ホーム創建のメールマガジン、いかがでしたか?

次回は9月に、いまお読みのメールアドレスにお送りします。
みなさんからのご意見・ご感想、どうぞお気軽にお送り下さい。
もちろん住宅に関する一般的な質問なども大歓迎です。

日々涼しくなり、なんとなく秋っぽい風が吹いてくるようになりました。
昼間は暑いとはいえ、夕方や夜は寒いくらいです。

どうか風邪などひかないようにご注意ください。

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四葉のハートは幸せ家庭を創ります。
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