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□■ 知らないと損をする?家づくりのポイント Vol.17 2005.07.11 ■□
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みなさん、こんばんは。
今回初めての配信となるみなさん、初めまして。
ホーム創建メルマガ担当の仲屋慶祐です。

6月はあんなに暑かったというのに、ここ最近本当に涼しいですね。
十勝の2005年の夏はもう終わってしまったのでしょうか?
いえいえ、そんなことはないはず。
まだまだ夏はこれからです。
そんな十勝の今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

さて今回のコラムは、住宅の建築にあたり建て主さんが注意すべきチェックポイント、そのなかでも特に重要な、住宅基礎についての重要なポイントです。


□■ 阿部社長の住宅コラム Vol.17

最近新聞紙上で連日報じられている悪徳リフォーム業者の記事を見ていて、腹を立てられている方も多いと思いますが、私もその一人です。

高齢者をだまして(だまされたと感じていないで多額の工事費を払っている人がさらに10倍以上いるといわれている)まったく不要な工事を行い、その工事金額も一般的な工事費の10倍以上という場合もあるようです。

私はなぜこんなことが起こるのかを考えてみましたが、最大の問題は「お金のためならなんでもする」という心の未成熟な人間が増えているし、そうさせているのが経済優先の社会構造の弊害のような気がしてなりません。

こういう問題はこれからも起こると思いますし、金額はそんな暴利ではないかもしれませんが、新築工事でも同じように起こっている可能性は否定できません。

なぜなら、営業マンの口車に乗せられて、高額な住宅を購入している人が多いのですから。

今回の被害者の中には
「あの人は悪い人ではない。とっても親切にしてくれた。私の家のことを考えて提案してくれた。金額が多くかかるのは仕方がない。」
いまだにそう信じている人が圧倒的に多くいるのです。

冷静にこの事件を見てみると、「営業マンはお客様に誠心誠意尽くして、親切な対応をしてお客様の信頼を得るようにしよう」と教育されているのですから、逆に考えるとお客様に不誠実に対応するはずがないのです。

ぶっきらぼうでも、話べたでも、敬語を上手に使えなくても、建築の知識が豊富で、技術に詳しく、工事管理がしっかりできる人のほうがはるかによい家を作れるということが理解されていないため「あの営業マンはいい人だからあの人に頼もう」ということになり、契約が終わると工事担当者にバトンタッチされ、パタッと来なくなることが多いんですね。

というわけで、どんなにいい人でも営業マンが家を作るのではないことを皆さんは知っておきましょうね。


□■ 基礎の構造について

さて、前回は基礎を支える地盤の話をしましたが、今回は多くの営業マンが詳しく知らない基礎そのものの構造について書いていきます。

基礎の構造というと難しくてまったく興味を持てないよという方も多いと思いますが、そう言う方でも、家を支えるもっとも大事な部分であることは想像がつくと思います。

そこで、ポイントのみをお伝えしますので、忘れずにメモ帳に書いて置いてくださいね。

そして自分で家を建てるときに基礎工事の現場に行って、チェックをしてください。

□■ 基礎をチェックする5つのポイント

1.砂利の転圧をチェック

一番目のポイントは基礎の下に砂利を入れますが、その砂利がしっかりと転圧されているかどうかです。

砂利がしっかりと打ち固められていないと建物が傾いたりする原因になります。

縦ランマといわれる道具で念入りに突き固める必要があります。
よく現場で見るのは、簡単に一周して終わりというのがありますが、これでは心もとないですよね。

何回がいいのかは砂利の厚みや地盤にもよるし、砂利の種類にもよりますが、十勝で多い基礎のつくりだと最低でも二回以上は突き固めを行い、プレートランマで平滑にしていくことが必要です。

2.鉄筋そのもののチェック

二番目のポイントは、鉄筋が図面どおりの太さと間隔になっているか、一番上と一番下は13ミリの異形鉄筋を使っているか、又鉄筋と鉄筋のつなぎの部分は重ねあわせが50センチ以上あるかを見ていきましょう。

さらに、横に使われている鉄筋で角の部分はL型に曲がった鉄筋が使われているかどうかも大事なポイントです。

3.コンクリートと鉄筋のチェック

三番目のポイントは、基礎の場合は土の影響や水の影響を受けやすいので、鉄筋が埋め込まれるコンクリートは鉄筋からコンクリートの端まで4.5センチの厚みが必要になります。
つまり12センチ幅の基礎の場合ほとんどど真ん中に鉄筋がまっすぐな状態で組まれていなければならず、結構技術を必要としますので確認が必要です。

4.型枠をはずす日数をチェック

四番目は、コンクリートを流して固めるために型枠と呼ばれる板や鉄の枠を使いますが、コンクリートを入れた後、ひどい場合は翌日にその板を剥がす現場があります。

この場合コンクリートの必要強度が出ません。

早く空気に触れることでコンクリートの水分が飛んでしまい、コンクリートがもろくなりますしヒビも入りやすくなります。

最低でも4日ぐらいは枠の解体をしないほうがいいと思います。

又、冬場のコンクリートの打設も気温が低く強度が出ません。
ジェットヒーターでの養生は熱が上に上がってしまい、意外とコンクリートの下のほうは温度が低く必要強度が出ませんので注意して下さい。

5.アンカーボルトをチェック

五番目のポイントは、基礎の上に金色のボルトが飛び出ていますが、これをアンカーボルトといい家と基礎を結ぶ大事なものになりますから、沢山使われているかどうかを見ていきましょう。

最低でも1.5メートル以下の間隔で入れておきたいものです。

又、家の四つ角には特に、太くて長いアンカーボルト(太さ16mmで30センチぐらい飛び出しているのが正しい)が使われているかどうかも確認して下さい。

以上特に重要なポイントのみを書きましたが、文章ではわかりにくいし理解できなくて心配だと思われる場合は、住宅保証機構に加盟している工務店かどうかを確認し、保証機構に貴方の現場を登録するようにして下さい。

若干の費用はかかりますが、建築のプロが基礎の鉄筋工事や木造の構造体をチェックしてくれます。

直接現場に来て、寸法を当たるなど信頼できる検査なので活用されることをお奨めします。

尚、住宅保証機構に登録されていない工務店さんは止めといたほうが無難かな?

それから、意外と知られていないのがもぐりの建築業者さんが多いということも知っておいて下さい。

もぐりの建築業者さんとは建築業の看板(認可)を貰っていない業者さんです。

事務所(ほとんど入り口)には必ず建築業の許可証という番号の入ったものを掲げています。

これがないのは要注意。
建築業法違反で業者が摘発される場合もあります。
そういうことになると大金をどぶに捨てかねませんからね。

以上ちょっと難しかったかもしれませんが、今回のメルマガは基礎工事のポイント第二弾をお送りいたしました。

次回は木造の構造体を解説していきます。おたのしみに。

□■ 今回のポイント

・住宅の基礎工事では、以下のポイントをしっかりチェックしましょう。
1.砂利の転圧をチェック
2.鉄筋そのもののチェック
3.コンクリートと鉄筋のチェック
4.型枠をはずす日数をチェック
5.アンカーボルトをチェック

・工務店が住宅保証機構に登録されているか、また建築業の認可をチェックする。

以上の点が今回のポイントでした。


□■ おわりに

ホーム創建のメールマガジン、いかがでしたか?

今回、6月下旬予定だったメールマガジンの発行が遅くなってしまいました。
申し訳ありませんでした。

次回は8月に、いまお読みのメールアドレスにお送りします。
みなさんからのご意見・ご感想、どうぞお気軽にお送り下さい。
もちろん住宅に関する一般的な質問なども大歓迎です。

夏とは思えない寒い日が続いたりしています。
風邪などひかないようにご注意ください。

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四葉のハートは幸せ家庭を創ります。
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