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■ ホーム創建メールマガジン http://www.homesouken.co.jp/ ■□■
□■ 知らないと損をする?家づくりのポイント Vol.10 2004.11.25 ■□

みなさん、こんばんは。
今回初めての配信となるみなさん、初めまして。
ホーム創建、メルマガ担当の本間智代里(ほんまちより)です。

日々気温が下がり、紅葉もすっかり終わり、11月も気が付くともう終わりが
近づいてきました。
ここ十勝では今年は雪が降るのが遅いようですが、でももうすぐ真っ白な季節
が始まります。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。
風邪などひいていませんか?

さて配信10回めとなる今回のコラムは、住宅の価格について…です。
世の中の多くのものは高価なもの=良いもの、とだいたい決まっていますが、
実は家の場合はそうとも言えません。

なぜなら家そのものは「もの」ではあるけれど、家を建てる…ということは、
ものを買うということと似ているけれど違うことだからです。


□■ 阿部社長の住宅コラム Vol.10

みなさん、こんにちは。
今回は、低価格と高価格の錯覚についての話です。

ところで皆さんはコーヒーが好きですか?
実は、私はコーヒーが大好きで、喫茶店のマスターをしていたことがある程な
のですが、最近コーヒーがおいしいと感じたことがありません。

豆のせいなのか?落とし方が悪いのか?そう考えていたところ、あるところの
メルマガでコーヒーに関する記事を発見しました。
そしてそれを読んで衝撃を受けました。


□■ 二極化するコーヒー

実はコーヒーは今、世界的に品質の良い物と落ちる物に二極化しているそうで
す。
そもそもの原因は、1992年頃のコーヒー取引相場の下落にあります。
相場の影響を受け、生産地の農園が、普通にコーヒーを栽培していても、生活
できなくなってしまったのです。

この状況に対し、生産地のコーヒー農園はどのような動きをとったかというと
「消費国が安値でしか買ってくれないんだから、品質はさておき、とにかく大
量生産しなければ、生活できない。」つまり品質や味の向上を重視するのでは
なく、生産数量を増大するという動きになったのです。

企業も同じ論理で安さを武器に市場に流しました。
その結果、流通している大部分のコーヒーは商売優先になり、農産物にとって
1番大切な、『品質』が問われなくなってしまったんですね。

ところが、消費者の反応は敏感です。一挙にコーヒー離れが進み、消費量が30
%も落ちてしまったのです。
毎年品質が落ち、さらに欠点豆の混入で、コーヒーというよりは、単に苦い液
体というものになってしまったのですから、当然かもしれません。

このままでは、コーヒーを楽しむ文化がなくなってしまう。

そんなときに、一部の小売店・コーヒーショップが集まって、品質の高いコー
ヒーだけを提供することを目指して、スペシャルティコーヒー協会が発足した
のです。

協会は、コーヒー文化の復活のために、作り手側が魂こめて作った品質の高い
コーヒーについては、正当な評価と値段をつけて買い取りました。
この高品質のコーヒーは「スペシャルティコーヒー」と呼ばれ、一般の大量生
産品とは差別化して販売ルートに乗せられました。

多少割高だったものの、このコーヒーは素晴らしく美味しいと評判になり、本
物のコーヒーを楽しみたいという、一部の消費者から受け入れられたのです。
これが現在、世界で流通しているコーヒーの品質が二極化している理由です。

大量生産された低品質のコーヒーと、高品質のスペシャルティコーヒー。
貴方ならどちらを購入して飲みますか?


□■ 住宅の品質と価格の関係…?

というわけで価格と品質の二極化の話でしたが、住宅業界も価格の二極化が進
んでいるようです。
低価格住宅と高価格住宅です。

それではコーヒーの例のように、低価格は品質が悪く高価格は品質がよいので
しょうか?

これはあくまでも私見ですが、住宅に関してはその逆の場合も多いのではない
かと思っております。

なぜならば、住宅は人が住み、人が使うもので、同じもののない個性の形であ
り、なにより建売以外はすべてゼロからその個性を形にする必要があるからで
す。

ということは、建て主であるあなたと私たち建築会社のコラボレーション(共
同作業)が必要で、コストをどこにかけるかということで低価格になるか高価
格になるかが分かれるのです。

つまり、個性を演出するための建築資材や設備や技術にお金をかけるのか、そ
れとも会社のブランド作りに協力するためにお金を差し上げるのかの違いに思
えてならないのです。


□■ ハウスメーカーの家とは…

本来大手ハウスメーカーの工場生産品は、大量生産でコストダウンを狙って考
えられた手法で、実際に工場原価は販売価格の40%位と言われております。

その工場原価に含まれているのは、使われている材料や工場で作業する人件費
以外に、何十億円、何百億円という設備投資の償却金額が含まれているのです

「私たちの作る住宅は、工場生産で精度が高く安心です。」と営業マンが口に
するのですが、逆を言うと「私たちは現場で作ると、精度の悪い住宅になる技
術しかありませんから工場で作るのです」といっているのと同じではないでし
ょうか?

そして、工場でできた巨大な部材は大型のトレーラー数台で現場に運ばれます

そして世界一高い日本の運賃が工場原価に上乗せされます。
実際運んでいるものの重さと体積を考えると、ほとんどが空気を運搬している
という実情なのに。

また、その原価+運賃に今度はモデルハウス経費、テレビコマーシャル経費、
新聞や折込チラシ経費、売れない営業マンの経費まで含まれてお客様の住宅価
格に上乗せされます。

大手だから安心と思っていたら、不景気になり営業所や支店を撤退するという
ことまで行われてしまいます。

こんな馬鹿な話はないですよね。
このメルマガの原稿を書きながら怒りがこみ上げてきたので話を元に戻します
がコーヒーの例でもわかるように、人の手で丹念に作り上げる良いものは本来
高価格でなければならなく、大量生産品が低価格でなければなりません。

この逆転現象のおきているのが住宅業界です。
そこで、私たちはあえてよい家を低価格で作ることに挑戦し、地元の工務店と
してがんばらなければならないと努力しているのです。


□■ 住宅の本質を見極める

住宅は、高価格が良い家ではありません。

低価格でも住む人、使う人にとっては最高の良い家になるのです。

ちなみに当社も工場を借りて部材を加工しておりますが、家賃は月々5万円で
作業員はつい最近まで一人(今は二名に増員)でした。
これも低価格で良い家を作るための企業努力のひとつの例ですが。

又、コーヒー豆の生産者のように、無理して大量に作り出すと必ずそのしわ寄
せが出てきます。

自分の会社の技術力、生産力に見合った家を作ることが必要です。
十勝には、何年にもわたり「年間20棟しか建てない」と言ってがんばってい
る工務店がありますが、やはり品質はすばらしいものがあります。

当社も年度計画でその年の施工坪数を決めて受注活動をしますが、大工の数に
見合った受注しかしません。

皆さんも住宅会社を選ぶときには、ブランドや宣伝広告やモデルハウスに惑わ
されたり、すばらしく教育された営業マンだけを基準に住宅を注文したりしな
いように、しっかりと品質と価格のバランスをチェックしてみてください。

一生に一度の買い物ですから慎重の上にも慎重に。


□■ 現場見学会のお知らせ

ホーム創建では今週末の28日日曜日、1日限定で現場見学会を開催します。

今回は幕別札内、三角の屋根が素敵な住宅です。
冬にこそ違いが分かるホーム創建の暖かい家をぜひ体験してみてください。

当日は家造りの疑問質問、上手な資金計画のご相談等も承ります。
現場公開でしか見られない資料の展示などもあります。
今回は夜5時まで公開していますので、ぜひご家族おそろいでお越し下さい。

公開日時:11月28日(日) 午前10時〜午後5時まで
公開場所: 幕別町札内文京町25番11
帯広方面から国道38号線を右折し、みずほ通りを進んで札内南小学校の脇で
す。

以下のページで外観や間取り、地図を御案内しています。
http://www.homesouken.co.jp/kengaku/00019/20041128.html

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


□■ おわりに

ホーム創建のメールマガジン、いかがでしたか?

次回は12月下旬頃、いまお読みのメールアドレスにお送りします。
みなさんからのご意見・ご感想、どうぞお気軽にお送り下さい。
もちろん住宅に関する一般的な質問なども大歓迎です。「こんな話が読みたい
!」「こんな事を聞いてみたい」などのメールもお待ちしております。

まもなく師走。
今年も終わりが近づき、みなさんも忙しい日々が続くと思います。
気温もグッと下がり、体調を崩しやすい頃ですが、風邪などひかないよう、ど
うかお体には十分ご注意ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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四葉のハートは幸せ家庭を創ります。
株式会社 ホーム創建
帯広市西5条南31丁目1番地50
TEL 0155-26-1007 FAX:0155-26-1008
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Vol.01 間取りの話 2004年4月29日発行  Vol.02 家のデザイン 2004年5月25日発行 
Vol.03 高断熱高気密の家は夏も暑い!?
2004年6月18日発行 
Vol.04 住宅金融公庫の金利が大幅に上がりそう!
2004年6月25日発行
 
Vol.05 高断熱高気密の家は夏も暑い!?その2
2004年7月2日発行 
Vol.06 外装材と維持管理
2004年7月29日発行 
Vol.07 住宅の依頼先
2004年8月27日発行 
Vol.08 マイホームとその費用
2004年9月22日発行 
Vol.09 抗酸化工法と住宅新築
2004年10月28日発行 
Vol.10 低価格と高価格の錯覚
2004年11月25日発行 
Vol.11 値引きの罠
2004年12月24日発行 
Vol.12 値引きの罠その2
2005年1月31日発行 
Vol.13 大工さんの雇用形態
2005年2月28日発行 
Vol.14 良い大工さんに建ててもらうためには
2005年3月31日発行 
Vol.15 建築工事と家の位置
2005年5月12日発行 
Vol.16 十勝の基礎と地盤調査
2005年6月13日発行 
Vol.17 基礎工事のチェックポイント
2005年7月11日発行 
Vol.18 木工事のチェックポイント土台編
2005年8月21日発行 
Vol.19 木工事のチェックポイント床作り編
2005年9月5日発行 
Vol20 木工事のチェックポイント小屋組編
2005年9月27日発行 
Vol.21 私が住宅建築業界へ入るきっかけ
2005年10月6日発行 
Vol.22 断熱材とその施工
2005年11月22日発行 
Vol.23 断熱材とその施工2
2005年12月15日発行 
Vol.24 気密測定
2005年12月31日発行 
Vol.25 電気配線
2006年2月7日発行 
Vol.26 造作工事
2006年4月11日発行 
Vol.27 屋根の勾配を考える
2006年6月12日発行 
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2006年6月23日発行 
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2006年7月28日発行 
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2006年9月8日発行 
Vol.31 造作工事と大工の仕事
2006年10月13日発行 
Vol.32 家具と造作
2006年11月17日発行 
Vol.33 住宅の仕上げ
2006年12月8日発行 
Vol.34 耐震と抑震
2007年3月9日発行 

Vol.35 建築業者の選び方1
2007年7月6日発行 

Vol.36 建築業者の選び方2
2007年9月13日発行 

Vol.1 シックハウス対策
2008年4月1日発行(2008年4月から新形態になりました)

Vol.2 エコ製品と灯油消費量
2008年5月1日発行

Vol.3 エコキュート
2008年6月1日発行

Vol.4 2008年北海道エコ動向
2008年7月1日発行

Vol.5 断熱仕様と暖房、給湯設備
2008年8月1日発行

Vol.6 太陽光発電
2008年9月1日発行

Vol.7 高気密住宅での火災
2008年10月1日発行

Vol.8 家づくりの資金計画
2008年11月1日発行

Vol.9 2009年の住宅動向
2008年12月1日発行

Vol.10 防火性能偽装問題
2009年2月1日発行

Vol.11 創業12年を振り返って
2009年3月1日発行

Vol.12 抗酸化工法
2009年4月1日発行

Vol.13 長期優良住宅
2009年5月1日発行

Vol.14長期優良住宅2
2009年6月1日発行

Vol.15 失敗しない家づくりのためのスケジュール
2009年7月1日発行

Vol.16 住宅業者の選び方
2009年8月1日発行

Vol.17 十勝の冬の工事
2009年9月1日発行

Vol.18 十勝の冬の基礎工事
2009年10月1日発行

Vol.19 住宅建築計画の思わぬ障害
2009年11月1日発行

Vol.20 お引き渡しのあとで..
2009年12月1日発行

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2010年1月1日発行

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2010年2月1日発行

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Vol.24 賢いリフォーム業者選択術2
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Vol.25 賢いリフォーム業者選択術3
2010年5月6日発行

Vol.26 リフォームと確認申請
2010年6月2日発行

Vol.27 リフォーム補助金
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2010年8月2日発行

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2010年10月1日発行

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Vol.39省エネの工夫
2011年7月1日発行

Vol.40アパート家賃と住宅ローン
2011年8月1日発行

Vol.41 Q1.0住宅からQ1.0X住宅へ〜第1話〜
2011年9月1日発行

Vol.42 Q1.0住宅からQ1.0X住宅へ〜第2話〜
2011年10月1日発行

Vol.43 Q1.0住宅からQ1.0X住宅へ〜第3話〜
2011年11月1日発行

Vol.44 Q1.0X住宅の設備機器について
2011年12月1日発行

Vol.45 実際に弊社で建築した「Q1.0X」住宅の仕様
2012年1月10日発行

Vol.46 今年度の国からの補助金事業
2012年2月1日発行

Vol.47 寒冷地の断熱基準について
2012年3月1日発行

Vol.48 スマートハウスについて
2012年4月1日発行

Vol.49 住宅性能とランニングコスト
2012年6月1日発行

Vol.50 実際の光熱費支出を調査
2012年7月1日発行

Vol.51 消費税アップとマイホーム
2012年8月1日発行

Vol.52 今後の省エネ政策と予想
2012年9月1日発行

Vol.53 中古住宅とリフォーム
2012年10月1日発行

Vol.54 シックハウスとその対策
2012年11月1日発行

Vol.55 エコハウス宣言
2012年12月1日発行

Vol.56 住宅新聞の紙面から、お役立ち情報
2013年1月1日発行

Vol.57 太陽光発電に関する最近の状況
2013年2月1日発行

Vol.58 難しい住宅ローン金利の特徴
2013年3月1日発行

Vol.59 増税に向けたお金の話
2013年4月1日発行

Vol.60 国、帯広市の補助金について
2013年5月1日発行

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Vol.62 住宅の配置と外構計画
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Vol.67 2014年の税制について
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Vol.68 洗面・脱衣・浴室の計画
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Vol.69 トイレの寸法と計画
2014年2月1日発行

Vol.70 和室について
2014年3月1日発行

Vol.71 寝室について
2014年4月1日発行

Vol.72 平成26年度 建築関連の補助金制度 その1
2014年5月1日発行

Vol.73 平成26年度 建築関連の補助金制度 その2
2014年6月1日発行

Vol.74 平成26年度 建築関連の補助金制度 その3
2014年7月1日発行

Vol.75 子供部屋について
2014年8月1日発行

Vol.76 失敗しない家づくりの流れ その1
2014年9月1日発行

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