このページは、私たちホーム創建にいただいたお客様からのクレームや相談事項などを正直に公開していこうというページです。
住宅に対するクレームは、これから住宅をご計画されるに当り、一番皆さんが心配され情報の欲しいところではないかと思います。
このページを見て、当社に依頼することを考え直す方もおられるかもしれません。
しかし、こうして公開の場を作り、よりよい家造りについて考え続けていくことが、私たちのこれからの家造りにとっても、またお客様にとってもプラスであると考え、公開することにしました。 どうか失敗しない家づくりの参考にお役立てください。



窓ガラスの結露について
外気温がマイナス20度以下になった日の朝、窓の下のほうで結露するが、結露を防ぐ方法はないか?
お客様からこういう相談を受けました。 最近の窓ガラスは、ペアガラスでアルゴンガス入りになり、断熱性能はかなり良くなっていますが、ガラスの枠になるプラスチック部分の断熱性能が向上されておらずに、ガラスよりも枠のほうで結露がひどく発生しております。
特に窓の下のほうは放熱器の熱が当りにくいため、結露しやすくなります。
そこで、翌日の外気温が下がりそうな日の夜間、台所のレンジフードを弱にして運転してもらうようにお話ししました。 そうすると翌朝の窓の結露はかなり解消したようですが、今度は室内の湿度が低すぎて寝ていても、のどが渇き体に良くないということです。
又、室温もサーモコントロールで 20 度を維持しているため、必要以上(当社は通常換気量を 0.5 回 / hで設定している)に換気量を多くすると、エネルギー消費も大きくなり経済的ではありません。 何か良い方法はないかと、お客様とこの問題についてお話しましたが、困ることは結露ではなく、結露水がたれて、窓台で使用している木を汚してしまうことだということです。 そこでこの問題を解消するために、窓ガラスの結露水を受ける水皿みたいなものを製作して取り付けしようということになり、現在製作品を考案中です。

さて、結露は、温度と水蒸気の量の関係から発生するものですから、外気温・室温と湿度のバランスで防ぐことは可能です。しかし、住宅は人間が四季を通して快適に暮らせるものでなければ意 味がないので、結露を防ぐために窓を何重にもすることは、春から秋にかけて窓を開閉する回数が多くなることを考えると、それも決して暮らしやすいものではないとおもわれるし、建築コストも高くなります。
窓を内側に取り付けして、放熱器の熱が当りやすくすることは可能ですが、窓台があると何かと小物を置いたり、飾りつけをしたりなど大変便利で、又、サイディングなど外装仕上げの場合の外部の収まりを考えると、あまり良い方法ともいえません。
結論から言うと、現状の建築コストのままで、燃料費も増やさずに、そこそこ湿度のある暮らしをしようとした場合には、外気温がマイナス 20 度ぐらいまで下がるようなときは、窓の結露は防ぎようがない。ということです。
今回の件は、お客様自身もいろい ろと調べてくださり、「窓で結露しているということは、他の部分(押入れや、壁の中や、タンスの裏など)で結露しないから、一番弱い窓に集中しているので あり、目に見えている部分で結露している分だけ安心かもしれない」といっていただき、結露水受けを製作して取り付けしようということで解決しました。
ですが、今後の課題として何かもっと科学的によい方法を考えていきたいと思ます。